「コロナが増えてきていて不安ですね」
なんともスッキリしない日々なので、どなたかとお話しすると、上記のような言葉が出てきちゃいます。
さて今月30日までですが、各電子書店にて「夏バテのあなたへ!元気になるマンガ特集」というものが催されています。
その中では、今回ご紹介する『少女ファイト』が3巻まで無料となっていますので、試し読みなさるには良いチャンスです!
日本橋ヨヲコ先生の『少女ファイト』について何回か語ってきたと思っていたら、それはTwitterでの呟きだけでした。ブログでも書いてはいるのですが、かなり前なのでこのたび最新巻(17巻)も出た所なのであらためてご紹介です。
いつ頃からか、「読む処方箋」という呼び名もついているマンガです。作者の日本橋先生は「生きにくい子たちがバレーボールで春高優勝を目指す群像劇」と表現されています。
ヒーロー&ヒロインというよりも、ヒールを思いっきり目指す(語弊あり)バレー部がメインです。バレーボールはもちろん出てきますが、それよりもいかに生きるのかを、もがきあがきながら、探し、考え、暮らしてる人たちの話です。
上手に生きられない人が、たくさん出てきます。
大切な人を喪ってどう生きるのか悩み苦しむ人。
引きこもったままの人。
親との問題を抱えた人。
半端なきっかけで始めたと嘲られた人。
病を抱えた人。
自らの幸せを封印した人などなど。
様々な背景を持った人たちが出てくるので、共感する人も見つかるのではないかと思います。1人だけではなくて、いろんな人の中に自分を見つけることもあるでしょう。
「生きづらさ」を感じている人には、心に響くものがたくさんあるはずです。不完全でもいいってこと、不完全さを肯定されていくということ。そういうものも含んでいるのだと思います。
そして「主体的に生きる」ことを随所で考えさせてくれるマンガでもあります。
だから、わたしはとっても大好きなんです。
何かを読むのって強制されるものではないから、絶対読むべきとは言いませんが、それでも、心に傷を抱えていたり、どこか生きるのがしんどい時には、読んでみるといいマンガだと思っています。だから「読む処方箋」などと言われるのでしょう。
読んだら、かすかでも小さくても、なにか希望の光を心に掴んでいけると思います。
下ばかり見ていたり、後ろばかりを見ていたりしても、読み終えて、本を置いた時には、顔が前を向いていることに気づいていくかもしれません。
機会を作って読んでみるのオススメです。
以前「私が選ぶ少女ファイト名言」というものが募集されていたので、その時に選んだ言葉を幾つか載せておきます。
実際には、選びきれないくらいたくさんあるし(←わたしにとっては)、その都度、響く言葉も変わりますので、これはほんの参考までに♪(※「練(ねり)」は主人公の名前です)
“どうにもならない他人の気持ちはあきらめてどうにかなる自分の気持ちだけ変えませんか
少しずつでいいんで” (3巻19話・小田切学)
“特別な人間なんていねんだよ そいつが何をやってきたかが特別なんだ” (4巻23話・由良木政子)
“お前なあ それ練に成長すんなって言ってるようなもんだぞ
そいつにずっと同じ事やってろってか?
オレだって練だって年も取るし前に進もうとしてんだよ
ずっとそのままでいてほしいなんてお前のエゴでしかねーだろ” (5巻31話・式島未散)
“他人の評価で自信を作るとそれが消えた時どうしようもなく揺らぐ
だから楽しめ
自分を信用するために君達は好きなものを誰のせいにもするな
正しく狂え” (13巻108話幹弓弦)
“感情が揺らいだらすぐに呼吸を整え
リラックスして姿勢を正し常に体を動かせ
この戦場で負の連鎖に巻き込まれるな”(15巻131話・由良木政子)
“物は思い出を纏っており放置すると無意識のうちに心の負担になってくる
物は片付ける時に嫌でもそれと向き合わねばならないつまり片付けは過去にかたをつける行為でもある。これからは常に必要か不必要かの取捨選択を迅速に処理する習慣をつければ問題を先送りする悪癖もなくなるいいかいつでも息詰まったら整理整頓して掃除に励めそうすればおのずと心も安定してくる” (9巻63話・陣内笛子)
“練わたしたちは嫌なことがあっても自分の気持ちだけは選ぶことができますまじめに嫌な気持ちを選ぶことはないのです姉ちゃんは本当の強さって体型や能力ではなく変化していけることだと思います自分はこうだと決めつけないでね” (9巻63話・大石真理)
なにか響く言葉があったら、ぜひどうぞ『少女ファイト』を手に取ってみてはいかがでしょうか。
今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。



