さて今日は『思い出』のお話を。
先日、ムテンを病院にトリミングに連れて行く道すがら思い出していました。ムテンは、今のところとてもありがたいことに、頻繁に通院する必要などありません。
だけど今年の初め頃までは、デンデを連れて何度も何度も動物病院に出かけていました。夫がいる時は車で行きましたが、私は運転免許を持たないので、自転車や電車やバスなどを利用しながら、暑い時も寒い時も雨の降る時も通っていました。
同様に、大切な家族のために通院している方はいらっしゃるでしょう。楽しいお出かけではないからしんどいなって思うことだってあると思います。それが自然だと思います。そういう気持ちもどこかに感じながら、それでもその時にやれることを精いっぱいやっていく。
でも今思い返してみると、そうやって通っていたことも、大切な思い出になっていると気づきました。
病院へと続く道。季節は巡っても、変わり映えのない景色。ささやかな日常のひとコマ。その瞬間、傍らにはあの子達がいた。
私にとって愛しい時間であり、大切な瞬間でした。
特別なお出かけやイベントではなくても、毎日の出来事の中に思い出となり得るものがたくさんあるのですよね。
暮らしは日常の積み重ねで成り立っています。だから、特別な出来事だけではなくて、普段の何気ない毎日の中にたくさんの思い出の種があるのです。
大切な誰か(人も動物も含みます)を亡くした方にお伝えします。
もしかしたら、大切な誰かとの時間が短かったかもしれません。充分な時間ではなかったかもしれません。たとえ長寿で旅立っていったとしても、それでも、やはり...という想いを抱かれているかもしれません。特別な出来事などをともに過ごすことができなくて、後悔もおありかもしれません。思い出が少ないことに嘆いているかもしれません。
そんなことはないから。
あなたと過ごした時間、それが短い間だったとしても、日常の中のひとコマが幾つかあるはずです。それが大切な『思い出』。何気ない毎日が、忘れがたい大切な愛しい日々になるのです。
思い出、あるのです。小さな小さなものでも、人に語るほどのものじゃなくたって、思い出がないわけではないのです。
あなたの心の中に、いつでもそっと存在している『思い出』。暮らしの中のどの瞬間も素晴らしい思い出になっていくのです。
どうぞ覚えておいてください。
今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。




