今月に入った日の朝、うろこ雲がものすごいとSNSで話題になっていました。覚えていらっしゃいますか?ニュースにもなっていました。11月初日の朝の空を賑わす「うろこ雲・ひつじ雲」(ウェザーニュース)あなたの所でもご覧になれたでしょうか。月の初めのことだから、忘れちゃった方もいらっしゃるかもしれません。
その朝、私には印象深いものでよく覚えています。前日の深夜。電話が鳴りました。夜遅い時間の電話は、グッドニュースではないことの方が多いですよね。
入院していたカリンの具合がかなり悪くなってきて、「もしかしたら」ということもあるかもしれないという病院からの電話でした。夜遅いのに先生には頭が下がります。(獣医はお一人の病院です)
覚悟しないといけないと気づかされて、不眠とは無縁の私もなかなか寝付けず、まんじりともしないで朝を迎え、カーテンを開けたら鮮やかな朝焼けでした。ただ圧倒される一面の赤でした。デンデをお散歩に連れて行くために、それからしばらくして玄関を開けたら、空を覆っているのは、天使の翼のようにも見えた一面のうろこ雲でした。
少しの間、ただ見とれていました。もしかしたら今日、カリンとお別れをするかもしれない。そんな悲しい日なのに空はとても美しかった。世界はとても美しいと思っていました。
実際には、それから数日がんばってくれました。雲は天使の翼にも思えたから、きっと天使たちが守ってくれたんだと勝手に思ったりしたものです。
悲しんでいたとしても、それでも世界には美しいものが溢れているのです。とても悲しかったのに、うっとりするくらい空は美しかった。
もちろん、世の中には醜悪なものも存在しています。醜悪なものを見続けていけば、自分の心の色も次第にその色に染まっていきます。世界には、美しいものもたくさんあるのに、それすら気づけなくなってしまうことだってあります。
どこに意識の焦点を合わせるかで心の色は変化します。誰かが決めてくれるものではなくて、自分で選択していく中で見えていく世界も変わっていきます。
世界は美しいものに溢れていると思うのか、それとも醜悪なものに満ちていると思うのか。ゆっくりと心の目で感じてほしい。
それでも言いたいなって思います。
世界はとても美しい。美しいもので溢れていると。
今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。




