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美輪さまロマンティック音楽会2013

2025/09/23
最初に。ちょっと長いです。ロマン少なめです。

昨夜、恒例の美輪明宏さん『ロマンティック音楽会』に行って来ました。

イベント前なので、愛のチャージをしに行こうと出かけましたが、そんなことは二の次のような、現実をしっかり見つめていかなければという思いいっぱいになる、非常に考えさせられることいっぱいの音楽会でした。

会場に入ればすぐに美輪さまの祭壇(笑)があって、いくつかの編みぐるみの美輪さま人形があって、レディーの皆さま、順に写真をお撮りになっている恒例の姿。

華やかな雰囲気いっぱいの、ワクワクとした、おそらく皆さん私同様に愛の充電にいらした方が多いのでは。

そして幕が上がったら。

曲目リストなど、これから公演される場所もあるからあげませんが、のっけから圧倒的な世界へと引きずり込まれます。でもそれは、いつもの華やかなものとは違う.....

今回の音楽会では反戦歌を中心にすると、たしかNHK等で言っていた気がするのですが、まさに前半はそのオンパレード。

後半はロマンティックな舞台で、みなさん「ほ〜」とため息が出るものでした。

今回は、今までとは随分違うと思いました。

美輪さんって戦争体験者なので、あちこちで戦争について反対意見を述べているし、もともとそういうスタンスの方だけど、ここしばらくの音楽会において、戦後の復興などについてはお話になることがあっても、それ以上の現政権に関して話すことは少なかった気がします。

天敵の石原慎太郎については、たまに話している気がしますが。今回も「(暴言が過ぎるので)口に絆創膏貼った方がいい」と言っていらしたな〜。拍手喝采が巻き起こり、気持ちよかったわ。女性蔑視ひどいもんね、あの人。

自民党が好き勝手にやりだして、戦争への道を嬉々として進もうとしている状態の時、美輪節が炸裂するのじゃないかしら。昨日は本当にそんな感じでした。

今日は講演会に来たのかしらと思うくらい、次から次へと平和に関すること、政治に関することなど、たくさんお話になっていました。

原発のことも話していました。福島の状況のこと、汚染水のことなど、問題は山積みなのに原発を輸出しようとしていること。オリンピックもそれよりも今やらなければいけないことがあるということ。

音楽会の前に国会中継を見ていたら、安倍さんはしどろもどろでどうしようもない。ストッパーになるはずの副総理もわけがわからないし、石破さんの「戦争に行かない人は死刑」発言なんてとんでもない等。

9条改正も、自分たちは戦争に行かなくていい安全圏にいるけど、もし仮に言い出しっぺの政治家達が真っ先に鉄砲担いで戦争に行き、その配偶者も一緒に戦地に行き(これは、もうちょっと過激な表現でしたが)、支持者達も戦地に行くのであればそれならどうぞと、皮肉たっぷりに。

でも、政治家達は使いっ走りだと。戦争は儲かるものだから、手ぐすね引いて今度はここ次はここと考えているのが経済を牛耳っている人たち。財界、爆弾等を作る科学者が裏にいるからそれを引きずり出さねばと。

そして、これは同様のことをよくテレビ等でも仰ってるからお聞きになった方も多いと思う。「徴兵制になったら、皆さんのご主人、お父さん、息子、ボーイフレンド、兄弟、みんな戦争に行くと言うことなんですよ」

じっくり考えてみて下さいね。そうですよね。そうなんですよね。

私、昨日からずっと思っているけれど、普通に暮らしている方達の中に戦争をしたい人がいるなんて思えない。殺し合い、イヤだよね。

今回の音楽会では、30年、50年振り(だったかな?)に歌う反戦歌が多いとのことでした。『祖国と女達(従軍慰安婦の唄)』。 かつて(30年くらい前?)テレビ東京で歌ったそうです。それ以降は放送禁止になっているそうなのだけど。

機会があったら是非聴いてみて欲しい。『白呪』 というアルバムに入ってます。

この歌に伴って、従軍慰安婦の方達の話も。外国の方達もいたけど日本人もたくさんいたこと。色街にいた女達が戦争でそういう場所すら禁じられ、満州に連れて行かれて慰安婦になっていったこと。死んだ時は、日本人だとばれないように取り繕われ、ぼろきれのように現地に捨てられたりしたこと。帰ってきてからのこと。

どこの国の女とかそういうの関係ないよね。戦争下に起きた女性への性暴力。それは何人かなんてこと関係ない。

そういえばこの話の関係で橋下さんのことも出てきたな。彼は差別されて生きてきたので(美輪さんは差別された人を応援する方なの)これまで応援してきたけど、あの発言でもう切ったと。これまた場内「やったね」の拍手が。

とにかく前半のステージは反戦色濃厚のものでした。

平和がいかに大事か。今、どんな状況なのか。それを私たちに全身全霊で伝えるものでした。

それでもね、政治家達はとんでもないことしていたりするけど、日本というこの国の底力には大いに期待していると。

大きな災害があっても政府は何もしてくれないけど、民衆の力で復興をとげてきた。関東大震災があっても東京は復活し、戦争があってもまた復活した。阪神淡路大震災があっても、神戸はこれまでより素晴らしく復活した。「だから、福島も。他の地域も。ちゃんと復興します。日本人の底力は素晴らしいものがあるのです。」
(日本人と言うけれど、この場合は、日本に関わりのある人々という意味です、念のため)

諦めてなんかいないのです。これっぽっちも。素敵でしょ?

若い力、礼儀正しく、思いやりがあって、親を大切にする、そういう若い人たちがいるから、
(この国の未来に)希望があるとそう思っていると。

光はある。私もそう思う。

そして「希望」について。自分が望むもの、こうありたいと思うもの、それを持って生きていくのは大切なこと。そのために「努力」もしていく。

いいこだわりと、悪いこだわり。大地がくれる無償の愛。ご自分が体験し見聞きしてきた差別に対する話。などなど、本当に今回は実に濃厚なお話がいっぱいでした。

いずれまた、書くかも。

今、私たちは憎しみへの道に、戦争という殺し合いの道に行くかもしれないという状況にあるようです。

だけど、そうじゃない道へと繋いでいくことは出来る。見つめていきましょ。考えていきましょ。行動できることは行動して、調べられることは調べて、出来ることはやってみましょ。

それぞれが、それぞれの所から、自分なりの方法でやれることはあると思うから。

愛は最高だしね♪

では、長々と失礼いたしました。

最後に、
美輪さんが仰った言葉をあなたに。

「また明日からがんばりましょう」

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