本日の『今日のメッセージ』には書き切れなかった続きです。
今日のメッセージ
あなたの物語は、
角度を変えれば別の物語も見えてきます。
10才のあなたには、
自分しか分からなくても、
年を重ねたあなたには、
舞台裏にも物語があったことを、
知るでしょう。
見る位置が違えば、
物語は別の姿を見せます。
人生は、
味わいある深さを持っているのです。(2021/06/26)
10才くらいの頃、あなたの視点はどれくらいだったのでしょう。
その頃「自分の物語を書きなさい」と言われたら、自分の思いや考えや体験などが中心となるかもしれません。たとえば当時のあなたは、何か理不尽な体験をしたり、親から八つ当たりをされて、イヤだった、悲しかったという気持ちを自分の物語に書くでしょう。
やがて年を重ねていくと、推測したり、気づくことがあるでしょう。
あの時、理不尽なことをした人には、それなりの理由があったのではないか。親が八つ当たりをしてつらかったけれど、親もまた完全ではないので何か不満に思うことがあったのだろう、と。
10才の自分には見えていなかった物語が、自分の周りにもたくさんあったことを、年を重ねていくことで知っていくのです。
幼い頃の視点は、どうしても狭いものになります。学生時代には学校生活が全てのように感じることも同じでしょう。世界はもっと広いのに、過ごす時間が多い場所に、視点を据えてしまうからかもしれません。
それが良い悪いということではなく、成長段階や過程というだけのことです。
いつも幸せな自分の物語を書き続けられるなら、とてもそれは素晴らしいです。でも、そんなことは滅多にありません。だから、他の人の物語や小説などの存在が、心を慰めてくれるものとなるでしょう。
では、今、あなたが目の前にしている『今のあなたの物語』を、あなたはどのように描くのでしょうか。10才の頃から比べると、ずっと丁寧で、周りを観察したものとなるかもしれません。
それでも《今のあなた》の視点にも、限界があります。
今から20年ほど先の《未来のあなた》から、『今のあなたの物語』を見てみると、やはり「ここが分かっていなかった」「これはこういう意味だった」「あれはそういう理由だった」ということがあるでしょう。
過去を静かに振り返っていくと、その時には気づかなかった要素が見えてきます。苦しみや悲しみもまた、あなたの人生において、どのような役割となっていたかを知っていくのです。
あなたの物語の外側には、たくさんの物語があり、重なり合ったり、隣り合ったりしています。人生は単純な層ではなくて、幾つもの面があらゆる方向から積み上がっているものです。深みのある豊かさが、人生にはあるのです。
シンプルな物語に思えても、味わい深い幾つもの物語がそこには満ちているのです。
嬉しいという気持ちも、とても嬉しい、やや嬉しいというように、微妙に度合いが異なることも知っていくことで、あなたは人としての深みを増していきます。
嬉しいという気持ちも、とても嬉しい、やや嬉しいというように、微妙に度合いが異なることも知っていくことで、あなたは人としての深みを増していきます。
あなたの物語はあなたとともに成長をしていくのです。その世界を広げていくのです。
まだ完結していないあなたの物語。もっともっと魅力が高まっていきます。それを楽しみにしていきませんか。
今日もまたお読みくださいましてありがとうございます。たくさんの愛と感謝を。




