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気がかりがある時

2025/09/23

気になることが心を占めている時は視野が狭くなりがちです。気がかりなことがある時の意識は、その物事や部位に集中します。


ここでひとつ、あなたに行っていただきたいことがあります。

ご自分の目の前に、人差し指を持っていって、指先をじっと見つめてみてください。
「指先」を気がかりなものだと見立てます。ただじっと見つめます。その時の感覚を覚えておいてください。
指を下ろして顔を上げてみましょう。
頭を上下左右に動かしてみてください。そして、正面を見てください。先ほどの指先だけを見ていた状態とは違う感覚なのが分かりますか?もう一度、指先を見つめていただいても構いません。感覚の違いを実感してください。
気がかりなことがある時には、視野が狭くなってしまうことがあります。意識がそこに向かってしまうのは、当たり前です。だって「気になっている」のですから。

ただ厄介なのは、気がかりなことに囚われて、他の物が目に入らなくなり、心も閉ざし気味になってしまうことです。その状態が長くなっていくのもつらいものです。ご本人も周りの方々(←人も動物も含)も。

だからそんな時には、指を下ろしてみるのです。

先ほど行っていただいたのは、ただの動作ではありません。心を楽にしていくためのひとつのテクニックです。

生きていると、いろんなことがあって、傷つくことも、悲しいことも、苦しいこともあります。その中で、もがくことだってあります。ただ一点しか見えなくて、どうしようもない時もあります。

つらいですよね。そんな時は。

少しだけでも心を落ち着かせようという気持ちになった時、やってみてください。

目の前に指を持っていって、指を見つめる。それから、指を下ろして、あなたの前に広がる世界を見る。

あなたに送られている思いやりや優しさや世界の美しさが、その瞳に見えていくでしょう。もちろん、幸せな景色ばかりではなく、他の哀しみも見えてくるでしょう。

様々なものが見えていけば、狭まっていた視野がまた広がっていきます。とても近くからしか見えなかった自分が、少し離れた視点から眺めていくこともできるようになります。

誰かがあなたの痛みや悲しみを、消し去ってくれるわけではありません。狭くなった視野を広げてくれるわけでもありません。あなた自身の感情や視野を健全なものにしていけるのは、あなた自身です。

こんな簡単な方法で、あなたの豊かな感性が健全なものに戻ることはないのかもしれません。でも、こんな簡単な方法も、もしかしたらどこかで役に立つかもしれません。

ライフハックは幾つあったっていいのです。いろんな手段を知っていれば、生き抜く確率も高くなるものですから。

わたしは、あなたに生ききってほしいから。

今日もまたお読みくださいまして、ありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を、あなたに。

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