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イヤな夢の話

2025/09/23


過去の古い痛みが心を揺さぶることはありませんか?

体験したことを夢で見ることはありますが、過去の体験の中でも、失敗したことやつらいこと、イヤだったことなどを夢に見ることがあります。

悪夢ですよね。そういうのは。夢見が悪いので、起きてからもグッタリすることもあるでしょう。イヤなことを、夢でもう一度体験するのですから。

でもそれは、心の整理をしているものなのです。グッタリするイヤな夢、悲しい夢は、あなたの心の中のものを掃除するものなのです。

悲しいことやつらいことを何度も振り返るのは、気持ちのいいことではありません。きついことです。だから、ちょっとずつ、ちょっとずつ、心の奥にしまい込んでいきます。

だって、生きていかなくちゃいけないのですから。痛みを感じていたとしても、そればかりに集中してもいられないのですから。

その時に感じた自分の気持ちだって、ちゃんと分かってあげられないことだってあります。
の暇が無いことだってあります。

悲しくてたまらないから、立ち尽くして悲しみを味わいたいけれど、次の仕事の予定が入っていたり、家に帰って料理を作らないといけない。子どもの世話だってある。悲しみを充分味わえるほどの余裕がないから押し込める。自分の奥底に。そういうことだってあるのです。

こういうことの連続かもしれません。みんな必死で生きているのだから、そういう日常を過ごしていく。

悲しい気持ちは、少しずつ心の奥へ。ここでは「悲しい気持ち」について書いていますが、他のつらい気持ちも同様です。

そうして、そんな気持ちなんてすっかり忘れていた頃に、ふと夢を見る。あの時の悲しい体験を。あの時の悲しい気持ちを。

これは、「あの時、私は“悲しかった”んだ」ということをあなたに理解させている夢なのです。

「悲しい気持ち」などを充分に感じることができなかったあなたに、「悲しかったんだ」「つらかったんだ」「イヤだったんだ」「苦しかったんだ」などをちゃんと理解できるように助けてくれる夢なのです。

もう一度、悲しい思いになるのに助けてくれるなんて、おかしいと思うかもしれません。そうではないのです。押し込められていた感情を理解することで、その感情から自由になっていくのです。

心の奥底にある感情は簡単には表に出てきませんが、心の奥底には存在し続けています。その存在に気づきかつての感情を理解していくと、奥底からちょっとずつ浮き上がっていきます。

一度では難しいこともあります。だから、たびたびイヤな思い出を夢に見ることになるのです。でもそれは、少しずつ何度も、イヤな記憶を奥底からだんだんと、浮き上がらせていくための手段なのです。何度も何度も、つらい経験を夢に見て苦い朝を迎えることは、同時に心の中を整理していることなのです。心が頑張って整えようとしているのです。

自己修復、セルフセラピーとでも呼べる、私たちに備わった自分自身を平穏な状態に戻そうとする力が働いているのです。

なぜなら、かつてのつらい記憶からあなたを自由にしていきたいから。あなたを縛り付ける、苦しい記憶からあなたを解放していきたいから。もっと自由に、あなたの人生を味わっていってほしいから。それが、力の抜けて自然な心の有り様だから。

イヤな夢を見た。悪い夢を見た。そんな時には思い出してください。今、私の心は整理してくれている。溜め込んできてしまったものが、ちょっとずつ外に出て行っている。その証がさっき見た夢なんだと。

今日もまたお読みくださいまして、ありがとうございます。
たくさんの愛と感謝を。



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